寄付控除について

寄附金控除とは?

個人の方が、国や地方公共団体、特定公益増進法人などに対して寄付をすると、所得税の負担が軽減され、すでに納めた税金が還付されるなどの寄付金控除(所得控除・税額控除)を受けることができます。
確定申告で寄付金控除を申請すると、1年間の寄付金額に応じてその年の所得から所得控除、または所得税から税額控除を受けることができ、税金が軽減されます。
モノドネではお客様にお送りいただいたお品の査定額が寄付金額となり、寄付先が前述の対象法人であった場合にこの寄付金額が寄付金控除対象となります。

寄付金控除の仕組みとは?

寄付金控除には所得控除と税額控除の2つの種類があります。
所得控除(寄付金控除):所得金額から所得控除額を差し引き、税率をかけて税額を算出
税額控除(寄付金特別控除):算出された所得税額から税額控除額を直接差し引いて税額を算出
税率が高い年収数千万円以上の高所得者の方には所得控除にメリットがありますが、一般的には「税額控除の方が有利」と言われています。
税額控除は、税額からダイレクトに控除することができるので、少額の寄付であっても減税効果が得られるからです。

所得控除

<具体例>
給与収入500万円の方が、年間10万円分のモノをモノドネで寄付をされた場合

寄付金控除額=(10万円-2千円)×所得税率
となります。

所得税率が10%の場合、確定申告を行うと、
(10万円-2000円)×10%=9,800円
が所得税から控除されます。

住民税も控除を受けられる場合があります。 お住まいの地域によって、控除の有無などが異なってきますので、詳細はお住まいの都道府県、市区町村にお問い合わせください。

税額控除

(その年の寄付金額-2,000円)×40%
を控除することができます。
ただし、その年の所得税額の25%相当額が限度額です。

<具体例>
給与収入500万円の方が、年間10万円を公益社団法人に寄附した場合
税額控除額=(10万円-2千円)×40%=39,200円
確定申告を行うと、39,200円が所得税から控除されます。

所得控除と税額控除、どちらを選べばお得か一概には言えませんが、多くの場合、税額控除を選ぶ方がお得です。
より詳細な内容については、国税庁のウェブサイト をご確認ください。

寄附金額の上限について

上記どちらの控除を選択するにしても寄付金額は無制限に控除されるわけではなく、その年の総所得金額等の40%相当額が限度額です。

寄付先について

各団体への寄付は税法上の優遇処理が適応されます。
(団体の種類により寄付金控除が受けられない団体があります。下記の表よりご確認ください。)
(各団体で領収書の発行条件は異なります。詳しくは各団体の詳細ページでご確認ください。)
お送り頂いた品物を査定・寄付後、寄付した団体より領収書が発行されます。
領収書は、確定申告によって所得税・相続税・住民税(一部地域)についての控除を受けることができます。
商品の発送から領収書の発行まで、6週間ほどお時間いただく可能性がございますのでご了承ください。

寄付控除が適用される団体
公益社団法人 認定NPO法人
公益財団法人 社会福祉法人
特定公益増進法人
寄付控除が適用されない団体
一般社団法人 一般財団法人
NPO法人 任意団体

確定申告時に領収証明書を添付、必要事項の記載により控除を受けることができます。

住民税の控除について

お住まいの自治体の指定の寄付先を選ぶと住民税の控除が受けられます。
控除金額や対象団体は各自治体にお問い合わせください。