動物愛護・保護団体のお仕事って?どんな活動をしているの?その取り組みをご紹介します。

動物愛護・保護団体のお仕事って?どんな活動をしているの?その取り組みをご紹介します。


「動物愛護ってなんだろう?」 
「犬や猫も人と同様に支援を受けられるの?」 
「どんな団体が動物の支援をおこなってるの?」 

動物愛護の活動に関心を持たれている方も多いのではないでしょうか。動物が好き、ペットを飼っている、知り合いから野良猫・犬の悩みを相談されたなど、そのきっかけはさまざまだと思います。 
日本では企業、団体、個人など、さまざまな場所や人が動物に関わる活動に取り組み、1匹でも多くの動物たちの命を守っています。しかしながら、その一方で1日に「65匹」もの犬や猫が殺処分されているのも事実なんですね。その中には、生まれて間もない状態の犬や猫も含まれるでしょう。 

今回の記事では、動物の保護に関連する取り組みや団体に加え、そうした団体に携わる方法も合わせて紹介します。少しでも「動物に対する支援活動」に関心を持っている方に、日本における動物愛護の実情を知っていただければ幸いです。

 

目次

1.動物を保護する団体 
2.団体の活動内容 
3.保護活動に携わるには 
4.まとめ 
 

 

1.動物を保護する団体

日本では「動物愛護管理法」といった法律が定められています。動物愛護に係わる組織や団体は、この動物愛護管理法に基づいて、さまざま施策や取り組みを行います。この法では動物の愛護について、 
『動物の愛護の基本は、人においてその命が大切なように、動物の命についてもその尊厳を守るということにあり、動物をみだりに殺し、傷つけ又は苦しめることのないよう取り扱うことや、その生理、生態、習性等を考慮して適正に取り扱うことである。人と動物とは生命的に連続した存在であるとする考え方や生きとし生けるものを大切にする心を踏まえ、動物の命に対して感謝及び畏敬の念を抱くとともに、この気持ちを命あるものである動物の取扱いに反映させることが欠かせないものである。』 
としています。(引用元:環境省「動物の愛護及び管理に関する施策を総合的に推進するための基本的な指針」

さらに、動物愛護管理法の基本原則として次のようにも記載があります。 
『すべての人が「動物は命あるもの」であることを認識し、みだりに動物を虐待することのないようにするのみでなく、人間と動物が共に生きていける社会を目指し、動物の習性をよく知ったうえで適正に取り扱うよう定めています。』 
(参照元:環境省ホームページ「動物愛護管理法の概要」) 

動物愛護とは、単純に「行き場のない動物たちを保護して終わり」ではありません。私たち国民の暮らしがより豊かになるよう、地域や社会の創造を促進させるためにも欠かせない存在となっています。 
では実際にどのような組織や団体が存在するのでしょうか。動物の保護に取り組む団体は、大きく2つに分けることができます。 

1.    行政機関 
2.    民間団体


行政機関

一つ目が「行政機関」です。行政機関とは、国家や地方公共団体(自治体)などの機関を指します。動物の保護に関わる行政機関として、「保健所」や「動物愛護センター」はよく知られていますね。

●保健所 
保健所とは「地域住民の健康を支えること」を目的とした施設です。厚生労働省が管轄しており、各都道府県や市区町村(政令指定都市、中核市、特別区)に存在しています。 
また、動物に関しては「犬や猫などの小動物を保護、管理する」施設に該当し、以下のような役割を担います。

・ペットの引き取り 
・犬や猫の一時的収容 
・収容犬の情報提示 
・ 譲渡募集、など

保健所に預けられた犬や猫は、担当の課によって最低限の生活が一時的に保障されます。その中の多くは、飼い主の都合で行き場を失った犬や猫、野良猫などです。 
保健所では、新しい飼い主を探すための譲渡会、しつけ教室などは業務外です。また、一定期間が過ぎた犬や猫は「動物愛護センター」へ引き渡されます。


●動物愛護センター 
動物愛護センターとは、「動物に関するさまざまな業務」を行う施設です。犬や猫などの引き取り、捕獲、譲渡、動物愛護の啓発活動などをおこないます。 
保健所と動物愛護センターは「どちらも動物を保護する場所」といった観点は同じです。動物愛護センターは「殺処分ゼロ」を目指すために、里親を探すための譲渡会やイベント、飼い主を対象とするしつけ相談、しつけ教室や動物愛護週間行事(9月)の開催、さらにワクチン接種や治療などの役割も担います。

行政組織のまとめ 
・動物の保護に関する行政組織には、保健所または動物愛護センターなどがある 
・保健所では「小動物の引き取り」や「一時収容」などをおこない、一定期間後に動物愛護センターに引き渡される 
・動物愛護センターでは、国民や飼い主の意識の向上、引き取り件数の削減など、殺処分をなくすための活動に重きをおく

 

民間団体

2つ目が「民間団体」です。 
民間団体とは「民間の立場で社会的なサービスの提供、社会問題の解決に取り組む団体」を指します。民間団体には、法人格を持つ団体、持たない団体が存在します。たとえば、近年、テレビや新聞などでもよく紹介されているNPOやNGOなどの非営利団体はそれにあたります。一度は見聞きしたことがある方も多いのではないでしょうか。 
また一般企業についても「人が集まり、社会的なサービスを提供する観点」から、民間団体の一つと言えます。

 

【非営利団体とは】

非営利団体は「営利を目的としない組織」のことです。ただし「営利活動をしない」ということではありません。あくまでも第一の目的を社会貢献活動とし、その取り組みの一環として利益が発生するケースもあります。 
非営利団体には、NPO、NGO、社団法人、財団法人、学校法人、ボランティア団体などがあります。非営利団体のおもな役割は「行政機関の手が回らない取り組みを実施する、または補う」ことです(各団体の違いなどについては過去の記事で解説しています。合わせて参考にしてみてください。)。 
>>寄付団体で見かけるNPO、学校法人ってなに?信用度や活動内容に違いはある? 

今回の動物の保護で言えば「保健所や動物愛護センターだけでは対応できないこと」に該当します。 
動物に関わる団体は、犬や猫などの殺処分ゼロを目指すために欠かせない存在です。日本では人間を優先した考えが強く、動物保護にまで多くの税金を費やせていないのが現状なのです。 

非営利団体では、保健所などに預けられている犬猫を引き取って「地域に密着した譲渡会」を開催したり、ボランティアの自宅で心身のケアをおこないながら「SNSで情報発信や里親さがし」を行うなど、細かいニーズに対応した活動も行われています。

 

2.団体の活動内容

環境省が発表した「犬・猫の引き取り及び負傷動物等の収容並びに処分の状況(令和2年4月1日~令和3年3月31日を対象 )」によると、令和2年(2020)の犬猫の引き取り数は「72,433頭」、殺処分は「23,764頭」にも及びます。日 本における小動物の引き取りおよび殺処分は年々減少しているものの、決して少ない数字とは言えませんよね。 
それでも毎年、行政機関および民間団体では動物の保護に関する数々の取り組み、新たな施策が行われています。具体的な活動を知りたい方もいると思いますので、ここでは行政機関と民間団体の取り組みをもう少し詳しくご紹介します。

 

動物愛護センターの取り組み(行政機関)

まずは行政機関の取り組み例として、愛知県にある「名古屋市動物愛護センター」の業務を覗いてみましょう。

取り組み事業(一部抜粋)取り組み内容(一部抜粋)取り組み結果(令和2年度)
狂犬病予防業務・狂犬病の発生を予防し、犬による危害迷惑を防止するため、犬の捕獲・抑留等を実施捕獲頭数:88頭
・咬傷事故を起こした犬のうち、飼主不明犬と飼主から引取った飼犬について狂 犬病の検診-対象犬なし
犬・猫の引き取り、自活不能猫及び負傷動物の収容・動物の愛護及び管理に関する法律に基づいた犬猫の引き取り引き取り頭数 
・犬:27頭 
・猫:202頭
・自活不能猫(所有者が分からず、自らの力で生活できない子猫)の収容計733頭
収容動物の管理及び処分一般の飼養希望者、譲渡ボランティアへの譲渡、譲渡会の開催譲渡頭数 
・犬:49頭 
・猫:848頭 
譲渡ボランティアへの譲渡頭数 
・犬:47頭 
・猫:671頭
譲渡不可能と判断された犬猫の殺処分、および収容中に死亡した犬猫の焼却依頼計281頭
動物愛護と適正飼養の普及啓発・指導動物愛護と適正飼養の普及を目的に、愛護館の運営・開放、各教室の開催動物愛護普及啓発教室などの開催回数、参加人数 
開催:計44回 
参加:計4950人 
※所内外を含む
動物愛護週間行事の開催「動物慰霊祭」 
やむを得ず殺処分した動物の霊を弔う 

「動物フェスティバル2020なごや」 
動物愛護センター紹介、仔猫動画配信などを実施
動物愛護推進員の活動の促進動物愛護推進員関連事業・活動報告会、定期集会の開催 
・一部研修会や交流会については、新型コロナウ 
イルス感染症の発生に伴い中止

上記は犬や猫などの小動物に対する業務ですが、ほかにも特定動物飼養者や動物取り扱い業者への指導、処理場や化製場に関する業務、人獣共通感染症対策などの取り組みがあります。 
(参照元:愛知県名古屋市ホームページ「名古屋市動物愛護センター」) 

コロナ感染が始まった2020年。業務に制限のあるなかで、名古屋市動物愛護センターは「49頭の犬」と「848頭の猫」を新しい飼い主のもとに譲渡したほか、犬については殺処分頭数を平成28年度から継続して0頭に抑えています。また「人とペットの共存するまち・なごや」と題し、多頭飼育問題や野良猫対策などに向けた事業を促進してきました。 
さらに独自のチャリティイベント「目指せ殺処分ゼロ!犬猫サポート寄附金」を開催しており、令和3年度には、合計1,714件で「73,826,300円」もの寄付金を集めました。数多くの方から募った寄付金は、犬猫のフード、子猫のミルク、ペットシーツ、薬品の購入費用、参加ボランティアへの支援物資等に充てられています。

 

民間の動物愛護団体

動物愛護活動は、行政機関の動物愛護センターだけでは人手が足りていません。そこで、動物愛護センターと連携をとって動物愛護活動を行っているのが、民間の動物愛護団体です。

民間の動物愛護団体は、行き場を失った動物たちの飼養・保管の役割を担っています。

以下の5つは、具体的な活動内容の一例です。動物愛護団体によって、活動内容が異なります。

●    引き取りや保護をした動物を飼養する動物シェルターの開設 
●    里親探し、譲渡 
●    動物に関する相談、アドバイス 
●    不妊去勢処置の助成 
●    広報啓発活動

動物シェルターに引き取られたり保護されたりした動物を、そのまま終身飼育する団体もあります。しかし、民間の動物愛護団体は動物愛護管理法において”第二種動物取扱業者”の位置づけとなり、飼養・保管できる頭数が限られてしまうのです。

そのため、動物の引き取りや保護を行っている多くの団体では、新たな里親を探して譲渡する活動を行っています。

そのほか、動物に関する相談やアドバイス、不妊去勢処置の助成など、行き場のない動物が増えないような取り組みも動物愛護団体の大切な活動です。

また、動物愛護についてや命の大切さ、動物の尊さを人々に伝える広報啓発活動を積極的に行う団体もあります。 

 

「ピースウィンズ・ジャパン」の取り組み(国際協力NGO)(民間)

「ピースウィンズ・ジャパン(PWJ)」は、国内外においての人道支援や災害支援、地域再生事業などを中心に取り組む国際協力NGOです。また保護犬事業として、犬の殺処分ゼロを目指すプロジェクト「ピースワンコ・ジャパン」も実施しており、その活動は多岐に渡ります。 
広島県を拠点とするヒースワンコ・ジャパンでは、犬を保護するシェルターの運営、健康管理やトレーニング、保護犬の里親探し、譲渡を行っています。2022年1月時点では、累計「7075頭」もの犬がピースワンコに命を救われました。広島県においては、犬の殺処分機が稼働しない日数が2131日継続するなど、確かな活動実績を作り続けています。

ピースウィンズ・ジャパンの主な取り組みと実績 
・「日本のワンコの殺処分ゼロ」を目指し、広島県の成果を全国に広げる取り組み「ワンドリーム・プロジェクト」に力を入れる 
・広島県を中心に、団体独自の譲渡会「ピースワンコの譲渡会」を、毎月、数回にわたって開催 
・保護犬が生活する「シェルター増設」、高齢・病気の犬たちを「殺処分から保護」など、クラウドファンディングを使った数々のプロジェクトを発案

そのほか、被災地活動に向けた「災害救助犬」としての訓練、ドッグランの運営にも励むなど、地域にも関わる社会貢献活動を行っています。 
>>国際協力NGO「ピースウィンズ・ジャパン」を詳しくみる

 

「えひめイヌ・ネコの会」の取り組み(認定NPO)(民間)

愛媛県松山市を拠点とする認定NPO法人の「えひめイヌ・ネコの会」は、人と動物が共存できる社会を目指し、動物愛護の取り組みをおこなう民間団体です。ボランティアや行政などと連携を図り、保護した犬猫の管理・飼育、ペットの防災活動、地域猫活動など、さまざまな活動を担います。 

ペットの防災 
地震、火事、水害など、いつ発生するか分からない災害に向けた、ペットと一緒の防災訓練および啓発活動をおこなっています。また、災害時のペット避難場所運営に携わるペット防災管理士の育成にも取り組んでいます。 
阪神淡路大震災では、約4千3百匹もの犬と約5千匹もの猫が被災しています。防災訓練は人だけに必要な訓練ではありません。同じ過ちを繰り返さないように、とくにペットの飼い主の方は心得ておきたいですね。 

「地域猫」活動 
地域猫とは、町中に存在する野良猫問題に関する活動です。この取り組みの主目的は、猫による苦情やトラブルをなくすことです。こうした野良猫における被害の悩みは、全国各地の住民が抱えています。 
地域住民が主体となり、ボランティア、行政と一体となって、地域住民が安心した暮らしが継続できるように環境保全を促進します。 

啓発活動 
ラジオやSNSを使って、動物愛護やイベントに関する啓発活動もおこないます。えひめイヌ・ネコの会では、これまでイベントやセミナー、講演などを通じ、さまざまな啓発活動を実施してきました。

啓発活動の一例 
・松山東ライオンズクラブで講演「動物愛護は、まちづくり事業」(2021/11/16) 
・人と動物がしあわせに共生できる社会を目指して〜講師:杉本彩 氏(2019/3/3) 
・地域づくり支援セミナー:テーマ「地域でできる防災・滅災のまちづくり」、など(2017/11/14)

>>認定NPO法人「ひえめイヌ・ネコの会」を詳しくみる

 

企業(民間)

一般企業でも、動物の保護に関する取り組みが行われています。動物に関連した企業が発足する独自サービスや支援の他に、動物に関する自治体や団体の活動に協力するケースも多いです。 

動物愛護サイトへの協賛 
ひとつ事例として、「株式会社サイバーエージェント」が動物関連に限定したオンライン寄付サイト「アニマル・ドネーション(アニドネ)」に協賛しています。サイバーエージェントは、AmebaやABEMAなどのメディアサービスやスマートフォン向けゲームの提供、AI技術の研究や開発、広告事業などを展開するグローバル企業です。 
また協働するアニマル・ドネーション(アニドネ)は、動物目線に立ったSDGs 「 AWGs(Animal Welfare Goals)」プロジェクトを立ち上げるほか、中間支援組織として以下4つの分野の団体と提携し、支援をおこなっています。

保護団体・・・保健所や動物愛護センターから動物を保護し、新たな飼い主を見つけるための活動をおこなう団体 
介在団体・・・動物と触れ合う際に出る効果を生かし、動物介在に関する教育・療法・活動をおこなう団体 
伴侶団体・・・人間の暮らしを助ける犬たちの育成をおこなう団体 
啓発団体・・・動物のための福祉活動をおこなう団体

動物関連に限定したオンライン寄付サイトは、アニドネが日本初となります。プロ野球選手や大手通販サイトAmazonからも寄付を受けるなど、多岐にわたる支援実績を残しています。 
 

里親募集サイト 
また、動物に関連した企業の取り組みとして「里親募集サイト」も有名です。現在、インターネットには数々の里親募集サイトが存在します。下記はその一部です。 

・ペットのおうち 
・OMUSUBI 
・ジモティー 

里親募集サービスは、全国から募集するものから、地域に特化したものまでさまざまです。そのため、上記以外の里親募集サービスも数多く存在します。 
また「ジモティー」は近所で不用品の譲り合いができる掲示板サービスですが、犬や猫の里親募集として利用する方も多くいます。 

そのほかにも、ペットショップやブリーダーによる購入希望者への説明など、紹介しきれない動物保護の活動はまだまだ数多くあります。いずれにしても、行政機関や民間団体の取り組みは、主目的である「犬や猫の命を守ること」に直結します。 
日本では、こうした動物に関するさまざまな施策や活動が私たちの身近な場所で行われていることを、国民ひとり一人が改めて理解することが求められています。

 

 

3.保護活動に携わるには

ペットを飼っている、または動物の保護に興味をお持ちの方であれば「活動に携わってみたい」と考えているかもしれません。関係者もしくは経験者でなくても、個人が動物保護の活動に携わる方法はいくつか存在します。 
代表的なものを紹介しますので、ぜひご自身に合ったものを見つけてくださいね。


ボランティアに参加する

ボランティアに参加することで、動物保護団体の活動に携わることができます。ボランティアとは「金銭的な見返り(報酬)を求めず、自分の意志でおこなう社会的活動」のことです。NPOやNGOなどの非営利組織では、ボランティアを募集しているケースも少なくありません。 
たとえば、動物愛護に関するものでは下記のような活動があげられます。 

・里親さがしの啓発活動 
・保護犬・保護猫のお世話 
・イベント企画やSNS運用 
・フリーマーケット、バザーのお手伝い 
・事務所の清掃業務、など 

動物保護の活動をしてみたいという場合、まずはボランティア参加を検討するのも一つです。短いものなら1日から参加可能です。

 

寄付する

動物保護団体に寄付する方法も考えられます。集まった寄付金は、団体、その団体と関わる企業や組織への支援として活用されます。寄付や募金をおこなうことで、間接的に犬や猫の保護活動に関わることができるでしょう。近年では、さまざまなカタチで寄付や募金ができます。 

・団体のホームページから寄付 
・イベントなどで設置された募金箱に寄付 
・ふるさと納税で寄付 
・クラウドファンディングで寄付、など 

当サイト「モノドネ」でも、動物愛護の団体を紹介していますので、合わせて参考にしてください。 
>>モノドネの動物愛護の団体をみる

 

社員・アルバイトで働く

「犬や猫が大好きで、将来は動物に関わる仕事をしてみたい」 
「人と動物が共に安心して暮らせるような未来づくりに貢献したい」 
このように転職や動物保護を仕事にできないかと考えている方は、動物愛護センターや動物保護団体などのスタッフとして働くことも視野に入れてみましょう。多くの求人サイトや団体ホームページでは、求人募集を掲載しています。 
もちろん雇用契約ですから、ボランティアとは異なり給料も発生します。正社員、アルバイトなど雇用形態も選べるため、副業としてもおすすめです。昨今では、実際に兼業という形でスタッフをする人も少なくありません。 
どんな仕事がしたいのか悩んでいる方は、やりたいことや好きなことを見つけるきっかけにもなるでしょう。

 

 

4.まとめ

今回は、動物保護の団体、活動内容について詳しくご紹介しました。 
本内容のまとめです。動物を保護する団体は、大きく「行政機関」と「民間団体」の2つに分けられます。行政機関の動物に関わる業務は、おもに保健所、動物愛護センターが管轄します。行き場のなくなった動物たちの引き取りや管理、啓発活動などをおこないます。ときにはボランティア団体と手を組んで、殺処分ゼロを目指すための活動を促進します。 
非営利団体や企業などの民間団体でも、動物の保護に関する活動が行われています。民間団体では、国や行政ができない細かなニーズにも目を向け、社会貢献活動に取り組んでいます。 

もし動物愛護の活動に興味がある場合は、ボランティア活動やスタッフとして携わることも検討してみましょう。また募金やSNSを通じて団体を応援するだけでも、一匹の犬や猫の命を救うことにも繋がります。 
 

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